Hallo! Guten Morgen!

どうも、朝っぱらからドイツ語ですみません。代表の前田です。
というのも、私、ただ今ドイツに来ております。

ドイツにはずっと興味があり、近いうちに行ってみたいなと思っていたので、やっと夢が叶いました。

まずは有名なケルン大聖堂です。
ケルン駅に着いたら、出てすぐにあります。めちゃくちゃデカイです。

ケルン大聖堂

ケルン大聖堂

11世紀に建築が始まり、約600年かかって完成したそうです。
本格的なゴシック様式で、塔の部分は高さ157mもあり、とにかくデカ過ぎて遠くからでないと写真におさまりません。
近くから見上げるとこんな感じです。

ケルン大聖堂を見上げる

ケルン大聖堂を見上げる

もの凄い迫力に圧倒されます。

内部ももちろんスゴイです。豪華なステンドグラスと彫刻や絵画などももちろんのこと、やはりスケールの大きさが半端ないです。天井がはるか頭上にあり、静かで薄暗くてひんやりとした巨大空間は、訪れる者の心を穏やかに導くようで、神の偉大さを表現しているのでしょうか。

さて次は鉄道を乗り継いでヴュルツブルグへ向かいました。

余談ですがドイツの鉄道はかなりクオリティ高いです。
座席配置のバリエーションが豊かで、室内も広くてキレイだし、騒音もなく静かで、速いし、電源コンセントやWiFiもあり、トイレや電話用デッキは勿論、自転車を持ち込むためのスペースもあります。長距離路線なら食堂車もあるようです。日本の新幹線を抜いて世界一かも知れません。

あと、改札はありません。 新幹線のように車内を乗務員が見回りに来る方式で、その時に切符をもってなかったら罰金となり高額な請求をされてしまいます。

車窓からとった一枚。こういった Windows XP の壁紙みたいな景色が多かったです。よかったら壁紙にどうぞ。(笑

車窓からの1枚

車窓からの1枚

ヴュルツブルグでは、レジデンツ(宮殿)の見学とマリエンベルク要塞へ行きました。
レジデンツは残念ながら写真撮影禁止でしたが、マリエンベルク要塞は自力で登っていけば無料、写真もOKです。
約3000年前にケルト人によって丘の上に作られた砦が基礎になっており、13世紀頃に現在の姿まで拡張整備されたそうです。
ホント、日本のお城のように軍事的な拠点として設計されています。

※パノラマ写真です。クリックして拡大してみて下さい。

マリエンベルク要塞からの旧市街の眺め

マリエンベルク要塞からの旧市街の眺め

ここでドイツの歴史的な経緯を簡単に紹介しましょう。

〜ドイツの超簡単な歴史的経緯〜
ドイツは、小さな国がいくつも集まって一つの大きな国を形成しているような感じです。
日本のように地域ごとに殿様というか領主様がいて、お城を立てる権限が与えられていたので、ピーク時には1万を超えるお城が作られたそうです。
17〜18世紀になって平和になってくると、防衛目的のお城ではなく居住目的の豪華な宮殿が作られ始めます。
地方ごとに郷土料理や地酒などの名産品といった地方色が凄く豊かな国です。
日本と同様、第2次世界大戦での敗戦国でもあり、空襲などでかなりの建物が破壊されたようですが、現在では修復されたものや戦火を免れた中世のお城や宮殿も数多く残っています。

さて旅に話に戻りましょう。
ヴュルツブルクで一泊し、翌日はそこからさらに鉄道で1時間半、ローテンブルクという田舎町に来ました。ロマンチック街道のスタートポイントらしいです。

ローテンブルクの街並み

ローテンブルクの街並み

小高い丘をぐるっと城壁で取り囲み、街をまるごと要塞化したようなところです。
その防御力のおかげで敵からの侵略に耐え、中世の景観がそのまま現在にも残っています。

ここローテンブルクに移動オフィスを開設です。

ドイツ支社開設

ドイツ支社開設

教会のすぐ近くのカフェです。ドイツでは水とビールがほどんど同じ値段で売られてるんですよ。なのでドイツ人は昼間から気軽にビールを飲んでます。
さてお待ちかね、お仕事のあとはドイツビールで乾杯です。「乾杯」はドイツ語では「プロースト」!

プロースト!

プロースト!

このあと”ツア・ヘル”というお店に夕食を食べに行って、お金を払って出るときに「ダンケ シェーン(ありがとう)」というつもりが「グーテンターク(こんにちわ)」と言ってしまって、店員さんをポカーンとさせてしまったことは内緒です。