株式会社ネオジニア – 大阪のITシステム開発ならお任せ下さい!

運用段階の問題

システム運用後の変更に柔軟に対応できない

開発段階の問題で述べさせて頂いた通り、一般的なシステム開発では、設計時点においても、運用後のことを考慮した構造設計がなされていませんし、開発の進め方においても、開発途中に当然のように発生する仕様の変更や追加に対応することが考慮されていません。結果、当然のことながら、システム運用後に変更が発生します。しかし、そのシステムは変更に柔軟に対応できないものになっています。

 

初期費は同じでも構造によって変更に要する費用が変わる

例えば、あるシステムについて、A・B2社の提案を受けたとします。 A社もB社も、100万円で依頼した機能を実現できるとしています。

しかし、完成後に、ある変更を依頼すると、A社は追加で50万円かかります。結果、累積で150万円の費用がかかります。

一方、B社は、変更に強い構造で開発しているため、A社と同じある変更を依頼しても、追加費用は10万円で済みます。結果、累積で110万円の費用となり、A社よりも安くなります。

更に、変更を加えた場合、その差は更に広がります。

 

「変更に対応できるか?」という尺度で選定していない

ある変更をすることが予めわかっていれば、みなさんB社に依頼すると思います。 しかし、一般的なシステム開発では、そういったことが予めわからない、あるいは考慮されていないために、A社・B社の違いがわかりません。運用後のメンテナンスコストについても、いわゆる保守料を加味して比較することはありますが、発注時点では予測できない変更を含めて比較することはできません。

市場環境は変化に満ち溢れています。お客様は、それに対応するために、日進月歩で事業を変化させています。しかしながら、システムが変更に対応できるかできないか?という尺度を持って、システム開発会社を選定しているケースはほとんどないのが実情です。

そのため、一般的なシステム開発では、運用後にシステムに変更が発生するにも関わらず、変更に柔軟に対応することができないシステムが導入され、結果として、多額の追加費用を支払ったり、変更に時間を要したり、あるいは、変更せずにシステムを我慢しながら使用するといった事態が起こっているのです。

Copyright © 株式会社ネオジニア All Rights Reserved.
Powerd by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.