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第二部 お客さま × 弊社エンジニア 対談

第二部 お客さま × 弊社エンジニア 対談

 

 

(エンジニア) 前田: 今回、アジャイル開発という手法を用いて開発させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。

<注:アジャイル開発とは>
システム開発手法の一つ。従来型のウォーターフォール開発は、事前にシステム全体仕様を定め、 それに基づいて開発を行っているプロセスであるのに対して、弊社のアジャイル開発では、開発途中での仕様変更や要件追加が発生することを前提として、最初から全ての仕様を確定させず、大まかに決めた仕様で開発を進め、実運用を始めながら仕様や設計の妥当性の検証をし、次のステップの開発にとりかかる、というアプローチをとっている。要求仕様の変更など、変化に対して機敏な対応が出来、顧客にとって真に価値のあるソフトウェアを提供することを目的としている。

 

日根野様: 作りたいシステムが既に具体化されており、基本的にその通りに作って欲しいと依頼できる開発であれば、まず初めに仕様を決めて、後はその通りに作ってもらうという進め方でもいいのかもしれませんが、今回は「そもそもビジネスモデルをどうしよう」と悩み考えながらの開発でしたから、一度作ってハイ終わりという進め方では、上手く進むことはできなかったと思います。

まず作ってもらって、出来たものを見て考える、そしてまた作ってもらう。実際に出来たものを見ながら、確認出来る今回のやり方をしてもらえて、本当に良かったと思っています。もし、最初に1回話をして、これでやってみようと、作ってしまう開発の進め方だとしたら、違うものが出来てしまっていた気さえします。ですので、とてもよかったと思っています。

前田: 今回、開発で工夫した点として、リリース後に、アプリケーションを再リリースすることなく、コンテンツ(問題)をアプリユーザに楽しんでもらえる仕組み(コンテンツ配信システム:下図参照)を導入しています。

その点については、実際に使ってみた感想も含めて、いかがでしたでしょうか。

 

<注:コンテンツ配信システムの概要図>

 

日根野様: へ―。そんなことまで考えてやってくれていたんですか(笑)。そもそも普通のシステムであれば、どのようにするものなのかもわかっていませんし、実際他でどうやっているのか知りませんでした(笑)。

前田: 普通に依頼すると、お客さまはそのような要件を具体的に伝えることが出来ませんので、恐らく、開発者はコンテンツ(問題)をアプリケーションと一体化させてしまって作ってしまうと思います。それでは、今後コンテンツを追加していく際、その都度、開発者に依頼しなければ改造出来ないシステムになってしまいます。そうならないように、お客さまの手で、簡単にコンテンツの更新出来るようにしました。そこが工夫したところです。

日根野様: そう言われればとても使いやすいです。しかし、その使いやすさに気づいていませんでした。(笑)

前田: 通常、エンジニアに依頼すると、まず、先ほどお話した通り問題とアプリケーションを一体にしてしまって作ると思います。もし、要望を伝えることが出来たとしたら、「ご要望を実現するためには、コンテンツの配信システムをWebシステムが必要になります」などと言って、無用に大きなシステムを構築することを提案すると思います。しかし、それでは、面倒な個別操作を覚えなければならず、使いづらい上に、費用がかかってしまいます。そうではなく、使い慣れたエクセルを用いて、画像を貼りつけて使うのが、一番使いやすいと考えたのです。

日根野様: そうそう、そう言われたら、また気づきました。使いやすいですね。まるで親への感謝の気持ちみたいに気付きにくいですね。(笑)

問題の作成の流れで、コンテンツ更新が出来ますし、メールで他の制作者と簡単にやり取りが出来ます。エクセルがやっと使える程度のスタッフも何の問題もなく使いこなせています。

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