おはようございます。
代表の前田です。

昨日は4回目の石川出張でした。

今回は大阪からサンダーバードで!
そして小松駅で下車!

着いた頃にはもうお昼です。というわけで昼食!小松うどんです!

工場直売の小松うどん店

工場直売の小松うどん店

製造工場直売の打ちたてうどんです。

天ぷらざるうどん

天ぷらざるうどん

地元のエンジニアいわく「小松うどんはコシが少なくベロンベロンしかも細麺」と言われてたんですが、ざるを頼んだせいか、コシがあってそれなりに食べごたえがありました。
普通のおいしいざるうどん、という印象でした。
温かいうどんはまたちょっと違うのかも知れません。

その後、打ち合わせまでにはやや時間があったので、観光がてら地元のエンジニアさんの車で安宅の関(あたかのせき)へ連れて行ってもらいました。

歌舞伎の有名な演目「勧進帳」で、弁慶が勧進帳を読み上げた場所です。

勧進帳を読み上げる弁慶

勧進帳を読み上げる弁慶

ここでざっと、「勧進帳」での主要なストーリーをご紹介。

1185年 壇ノ浦の合戦で平家を破った源義経は、兄頼朝に警戒され、追われてしまいます。
そこで義経は、弁慶と共に変装し、奥州(現在の岩手県)へ落ち延びようとします。
頼朝は、これを捕えようと各所に関所を配置しました。
そして1187年 3月 ついに義経一行は、ここ安宅の関を通りかかります。
弁慶は山伏の姿、義経はなんと荷物運びの姿だったそうです。

そこで弁慶は、自分たちは諸国を回る僧侶であると称し、何も書かれていない紙を勧進帳に見せかけ、関所の前で読み上げました。
(勧進帳とは分かりやすく言うと、お寺の縁起や功徳を述べ、人の心を動かし寄付を募る経緯や趣旨を書いた巻物だそうです。)

ところが関所の役人たちは、荷物運びの姿をした義経に疑いを掛け、捕えようとします。
弁慶は、すかさず義経に対し「お前のせいで疑われてしまったではないか」と言い放ち、金剛杖で打ち据えました。

役人たちは、それが義経だと気づきながらも弁慶の忠誠心に心を打たれ、関所の通行を許可しました。

安宅の関は義経を捕えるための臨時の関所でしたので、現在はもう関所は残っていませんが、実は同じ場所に住吉神社がありまして、上記のような経緯から日本で唯一の「難関突破のご利益」があるとされ、難関突破のお守りやお札が購入できます。
他にも歌舞伎の版画や弁慶の絵馬などが社殿の中に保管されており、見学することができます。

というわけで難関突破のご利益もあり(?)、午後からの打ち合せも無事に終えることができました。

お客さんに小松周辺でのオススメの夕食を聞いてみたところ、地元の回転寿司は結構イケルとのこと。
もちろん都会によくある寿司チェーンじゃなくて、地元のお店のことです。
旬のものや地元名産の魚が出てくるそうです。

打ち合わせ後は、いつもお世話になっている協力会社のラボに立ち寄りご挨拶。

そこでこの時期の石川名物だという「氷室まんじゅう」を頂きました。

氷室まんじゅう

氷室まんじゅう

氷室まんじゅうとは

加賀藩では、雪をためる氷室があって、夏になると幕府に献上していたそうです。
そしてその道中の安全を祈願し、神社にそなえられたのがこの氷室まんじゅうの始まりだそうです。

だからこの時期しかないんだそうです。

へ〜〜。ヒムロックじゃなかったんですね。(笑
今回は色々勉強になりました。

さて帰りの電車は19時ごろだったので、まだ時間があるということで古くからある温泉郷の一つだという山中温泉へ。

メインストリートはキレイに整備されてて、山あいの渓谷に広がる温泉郷という感じです。
古い町並みの景観を残していて、落ち着いた雰囲気はすごい良かったです。

さすがに温泉にゆっくり浸かるほどの時間がありませんでしたが、駆け足で観光してきました。

渓谷にかかる「あやとりはし」

渓谷にかかる「あやとりはし」

無料の足湯があったので休憩。結構熱かったですが、歩き疲れたカラダにはサイコーに気持ちよかったです。

足湯でほっこり。

足湯でほっこり。

そしてオススメされた回転寿司に行く予定でしたが残り時間が微妙になり、しかたなく小松駅周辺のスーパーマルエーでお弁当とビールを買って、帰りのサンダーバードで夕食です。
写真がぶれててスンマセン。。。

カツ丼とビールで乾杯!

カツ丼とビールで乾杯!

今回も石川出張を存分に楽しんで来ました!
次回予告は回転寿司!乞うご期待!